結婚式の招待状の書き方と例文まとめ
2020/04/11
これから結婚式を挙げる方は待ちどおしい時期でもありますよね。
そんな本番を迎える前に、やる事と言えば招待状を身内や上司や友達に送る方多いかと思いますが、そんな時『どうやって招待状書いたら良いのかな・・・?』なんて思う方多いかと思います。
今回は、結婚式に送る招待状の書き方と例文について詳しくまとめてみました。
結婚式の招待状を送る時期とは?
結婚式の招待状は2ヶ月〜3ヶ月前に送る
結婚式の招待状は、2ヶ月〜3ヶ月前に送るようにしましょう。
多くの式場のスケジュールは、この時期に発送作業が出来るように計画がたてられ、結婚式や披露宴の規模や費用の概算が決まり、それと同時に招待したい人を絞り込んだ時期でもあります。
そして同封する返信はがきの期限は、投函後1ヶ月以内を設定しているので、出席確定は結婚式や披露宴、当日の1ヶ月~2ヶ月前になります。
なので2ヶ月〜3ヶ月前が予定を立てやすい時期でもあり、新郎新婦にとって、欠席連絡が来ても、別の人に声をかける時間の余裕がある点から2ヶ月〜3ヶ月前が1番結婚式の招待状を送る時期で1番良い時期とされています。
結婚式の招待状の封筒の書き方とは?
封筒は毛筆もしくは筆ペンで書く
まずは、招待状の顔でもある封筒から見ていきましょう。
基本的に封筒は毛筆もしくは筆ペンで書きましょう。
封筒に宛先を書く場合、毛筆もしくは筆ペンで書くのが常識。
よくボールペンを使って書いてしまう方多いようですが、ボールペンはおすすめしません。
自分が書く字に自信のない場合は、筆耕に依頼するようにしましょう。
そして切手は、慶事用の物を使用すること。
普通の切手を貼って招待状を送ってしまう方も中にはいるようですが、結婚式の招待状を送るときはお祝い事でもありますので慶事用の物を用意しましょう。
②連名にしたらそれぞれの名前に『様』をつけるかもしくは『令夫人』とします。
③家族の場合は子供の名前も書きますが、お子様が2名以上の際は『お子様方』もしくは『ご家族様』と書きます。
②封筒の裏面に差出人の名前と住所を入れて完成です。
結婚式の招待状の書き方とは?
結婚式や披露宴への招待は、相手に招待状を送ることで正式な招待になりますので、招待状を送る時は必要な情報などきちんと入れて置かなければなりません。
②頭語
③結婚式・披露宴へのおまねきの文章
④結語
⑤差出日(○月○日吉日)
⑥新郎氏名・新婦氏名
⑦日時・開始時間・場所
⑧出欠連絡の締め切り日
これが、基本的な結婚式の招待状ですが、これにいろいろなパターンに応じてバリエーションを加えていくことで、2人の招待状が出来上がります。
最後の出欠の返事の締め切りは、招待状を送付した1ヶ月後くらいを設定するようにしましょう。
媒酌人ありの結婚式の招待状の文例
まずは、媒酌人ありの招待状の書き方からいきますが、そもそも『媒酌人とは何?』なんて言う方も多いのではないのでしょうか?
媒酌人とは一言でいうと、結婚式で二人の結婚を取り持つ人の事を言います。
仲人とも良く似ていますが、媒酌人は、式の当日だけ参加するのが特徴。
一般的に媒酌人は、結婚する2人のことをよく知っている夫婦にお願いしたりします。
よくあるのが、2人を見守ってくれる目上のおじ様やおば様というイメージが分かりやすいのではないのでしょうか?
早春の候
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは ○○○○様ご夫妻のご媒酌により
結婚式を挙げることになりました
つきましては 皆様により一層のご指導を賜りたく
ささやかではございますが 披露宴を催したく存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をお願いいたしたく ご案内申し上げます
敬白
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 東京都中央区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
媒酌人なしの結婚式の招待状の文例
新緑の候
皆様におかれましては いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます
かねて婚約中の私たちは
このたび結婚式を挙げ
新しい第一歩を踏み出すことになりました
つきましては 日頃よりご交誼いただいております
皆様により一層のご指導を賜りたく
ささやかながら小宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をいただきたく ご案内申し上げます
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
人前結婚式の場合
秋涼の候
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
かねて婚約中の私たちは
このたび結婚式を挙げ
新しい第一歩を踏み出すことになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
新たなる旅立ちの証人となっていただきたく
人前にて 結婚式を行なうこととなりました
挙式後は ささやかではございますが披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をいただきたく ご案内申し上げます
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
◯◯の候
皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることとなりました
つきましては 日頃お世話になっております
皆様のお立会いのもと
人前結婚式を行いたく存じます
皆様には 私たちの思いをご理解いただき
証人としてご列席いただければ幸いです
挙式後は ささやかではございますが
感謝の気持ちを込めて 小宴を催したく存じます
ご多用中誠に恐縮でございますが
ぜひご出席賜りますようご案内申し上げます
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
海外挙式の場合
風薫る頃 皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
かねてより婚約中の私たちは
このたび○月○日に○○○国の○○○教会にて
結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 帰国後 日ごろお世話になっている皆様にお集まりいただき
ささやかですがお披露目の場を設けたく存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をいただきたく ご案内申し上げます
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
◯◯の候
皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
さて このたび 私たちは◯月◯日
◯◯◯ ◯◯◯に於いて
結婚式を挙げることとなりました
つきましては 帰国後 ご挨拶とご報告をかねて
ささやかな披露パーティーを催したく存じます
ご多用中誠に恐縮でございますが
ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬 具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
カジュアルパーティーの場合
皆様 いかがお過ごしでしょうか
さて このたび 私たちは結婚することとなりました
つきましては ご挨拶をかねて
ささやかなパーティーを催したいと思います
この日が皆様にとって楽しい一日になれば幸いです
ご多用中誠に恐縮でございますが
ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます
敬 具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
晩秋の候 皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは入籍を済ませ
新しい第一歩を踏み出すことになりました
つきましては 皆様により一層のご指導を賜りたく
ささやかながらご披露かたがた小宴を催したく存じます
お忙しいところ まことに恐縮ではございますが
ぜひご出席をいただきたく ご案内申し上げます
なお 当日は立食パーティーとなりますので
平服でお越しください
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
会費制パーティーの場合
皆様 いかがお過ごしでしょうか
さて このたび 私たちは結婚することとなりました
つきましては 結婚のご報告をかねて
心ばかりの披露パーティーを催したく存じます
皆様に見守られ ご指導いただきながら
新しい人生のスタートができれば幸いです
ご多用中誠に恐縮でございますが
ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます
なお 当日は会費制とさせていただきましたので
ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようくれぐれもお願い申し上げます
敬 具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
記
日時 平成○○年○月○日
午後○時○分(午前○時○分受付)
場所 ○○記念館 ○○の間
東京都○○区○○ 1-1-1
電話番号 03-1234-5678
なお お手数ではございますが ご出欠のお返事を ○月○日までに賜りますよう お願い申し上げます
結婚式の招待状を書く時に気をつける事とは?
招待状を書く時は句読点は入れない
ここまで来たら結婚式の招待状を送るだけですが送る前に、最後の確認として言えることが結婚式の招待状を書く時、句読点は入れないで書くようにしましょう。
これは言われないと以外と気付かない点でもありますが、句読点を入れない理由は幸せが切れないようにと簡単な理由。
句読点を使うことで、縁が切れるとか幸せが終わるという、イメージを想起させてしまうことから結婚式の招待状に句読点は基本つけないことを覚えておきましょう。
まとめ
今回は、結婚式に送る招待状の正しい書き方について詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
結婚式の招待状は、3ヶ月前から送るようにして、当日皆さんのあたたかい気持ちに包めれながら素敵な結婚式を迎えられるようにしてくださいね。