柿の栄養と効能まとめ
2020/04/12
秋の季節になりこの季節の旬な果物と言えば柿。
柿には『柿が赤くなると医者が青くなる』ということわざがあり、その意味には『柿を食べることで病気になる人が減ってしまい医者の経営がままならなくなる』という一説があります。
分かりやすく説明するとそれだけ柿には栄養がたくさんつまった食材であるといえます。
今回は、柿の栄養と効能について詳しくまとめました。
Contents
柿の栄養成分とは?
柿100g当たりの栄養成分
水分 ・・・83.1g
たんぱく質 ・・・0.4g
脂質 ・・・0.2g
炭水化物 ・・・15.9g
ナトリウム ・・・1mg
カリウム ・・・170mg
カルシウム ・・・9mg
マグネシウム ・・・6mg
リン ・・・14mg
鉄 ・・・0.2mg
亜鉛 ・・・0.1mg
銅 ・・・0.03mg
マンガン ・・・0.50mg
ビタミン(A)カロテンα ・・・17μg
ビタミン(β)・・・160μg
β−クリプトキサンチン ・・・500μg
β−カロテン当量 ・・・420μg
レチノール活性当量 ・・・35μg
葉酸 ・・・18μg
パントテン酸 ・・・0.28mg
出典元:野菜類/柿【食品成分データベース】
柿には、主な栄養成分として代表的な物と言えば、ビタミンC・ビタミンA・カロテン・タンニン・カリウムが豊富に入っていて栄養成分が豊富な果物といえます。
ちなみに、甘柿60カロリー、渋柿63カロリー、干し柿276カロリーとそれぞれカロリーは異なりますので注意しておきましょう。
柿の栄養の効能とは?
抵抗力を高める効果あり
柿にはビタミンCが100g中70mgも含まれており、果物の中でもトップクラスといえます。
実はみかんの2倍の量ビタミンCが含まれているとも言われているんですよ♫
厚生労働省は、ビタミンCの1日の摂取量を100mgと提唱していますが、柿ならばたった1個(約200g)で一日の摂取量を摂ることができるのです。
ビタミンÇは、活性酸素を抑える抗酸化作用や抗老化作用、粘膜細胞を丈夫にし抵抗力を高める作用、コレステールの減少、高血圧や糖尿病の予防、肌のシミやくすみの改善など様々な効能が認められています。
なので骨や肌を強くしたり、免疫力を高めて風邪などのウイルスへの抵抗力をつけてくれます。
柿の葉にはビタミンÇが更に豊富
柿を召し上がる時に、実だけを食べようとして葉っぱを捨ててしまってる方多いかと思いますが、実は柿は実だけでなく葉にも多くのビタミンCが含まれています。
その量は緑茶の約20倍とレモンの約10~20倍とも言われていて、葉に含まれるビタミンCは、厳密にはプロビタミンCといいます。
プロビタミンCは体内で徐々にビタミンCに変わる成分で、熱にも強く煮出しても破壊されにくいため、お茶にすると効率よく摂取することができます♫
ただし柿の葉にはタンニンも多く含まれている為、渋くてとても苦いです・・・。
なので昔から食用というより薬として使用されているようです。
またタンニンは、カフェインと効果を相殺してしまう効果があるので、柿の葉を煮出したお茶を飲んだ後は、しばらくコーヒーや緑茶などを控えるようにしましょう。
インフルエンザ予防効果あり
柿にはビタミンAも豊富です。
ビタミンAには、皮膚や粘膜を強化する作用や病気への抵抗力を高める作用があり、豊富に含まれるビタミンCとともに、摂取することで免疫力の向上が期待できます。
なので、冬場インフルエンザが流行り始める時期の頃、摂取しとくだけでも違いますよ。
私の場合、職場でインフルエンザが流行しだすと、流行に乗ってしまうのが私です。
そこでインフルエンザが流行る時期に柿を食べるようにしました。
そしたらあれだけ流行っていたインフルエンザに、今回はまったく乗らず。笑
風邪もひかずに生活していますので、初冬にかけて1日1個の柿を食べることで風邪などを引きにくい体にしていきましょう。
高血圧の予防効果あり
柿に含まれるカリウムには体内の余分な塩分を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があります。
余分な塩分を排出することで、水分代謝が良くなり、利尿作用も高まるので、むくみの改善にもなります。
また長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
逆に不足すると筋肉が弱り障害を起こすそうです。
まとめ
今回は、柿のカロリーや栄養成分について詳しくまとめてみましたが、いががだったでしょうか?
柿には、栄養成分が豊富に入ってますが、その中でもビタミンが豊富に入っています。
柿を1日1つ摂取することで、風邪予防インフルとインフルエンザ対策にもなります。
この時期、風邪予防として1日に1つ柿を摂取してみることをおすすめします。