【注意】柿は食べ過ぎると良くない!栄養などまとめ
2020/04/12
秋の季節になりだんだん寒くなってきましいたが、この季節の果物といえば柿。
甘くておいしい柿をこの季節たくさん食べる方多いかと思いますが『食べ過ぎると良くない!』なんて言う人もいます。
今回は、柿の栄養成分と食べ過ぎ問題について詳しくまとめてみました。
柿の食べすぎは体に良くないって本当?
食べ過ぎはさすがに良くない
柿の食べすぎは、体に良くありません。
理由は、柿を食べすぎてしまうことによって消化不良や便秘を起こしてしまうことがあります。
また柿には、タンニンが鉄を結合してしまうため、鉄分不足に陥ってしまう可能性がありますので、柿の食べすぎには体に良くないと言われています。
しかし柿は食べすぎなければ、栄養価の高い優れた食材でもあります。
なので、1日に摂取して大丈夫な量を知っておくと良いと思います。
1日に何個までなら柿を食べて良いの?
1日に1個~2個
柿は1日に1~2個食べるのが目安です。
柿を好きな方は、1度にたくさん食べたい気持ちは分かりますそこは抑えて。
食べ過ぎは消化不良や便秘の原因になるので食べ過ぎは禁物です。
1日に1~2個柿を食べるのが丁度良いと言われています。
柿の栄養の効能とは?
インフルエンザ予防効果あり
柿がスーパーなどでよく見られるこの季節、気温も寒くなり風邪が引きやすい季節にもなります。
風邪だけならまだいいけど、冬場必ずと言っていいほど毎年流行る病気と言えば、インフルエンザ。
インフルエンザは、風邪の症状よりも酷く、かかってしまうと辛いです。
インフルエンザにかからないように、今では対策グッツなども売ってますが、普段の食事から気をつけることも予防対策にもなります。
なので、食べ物って必要な栄養価でもありますので、摂取するものはきちんと理解した上で摂取すると、さらに効果的ですよ♫
柿には、ビタミンCが100g中70mgも含まれており、果物の中でもトップクラスといえます。
厚生労働省は、ビタミンCの1日の摂取量を100mgと提唱していますが、柿ならばたった1個(約200g)で一日の摂取量を摂ることができるのです。
ビタミンÇは、活性酸素を抑える抗酸化作用や抗老化作用、粘膜細胞を丈夫にし抵抗力を高める作用、コレステールの減少、高血圧や糖尿病の予防、肌のシミやくすみの改善など様々な効能が認められています。
なので、骨や肌を強くしたり、免疫力を高めて、風邪などのウイルスへの抵抗力をつけてくれる効果があります。
また柿には、ビタミンAも多く含んでいて、ビタミンCとともに、摂取することで、皮膚や粘膜を強化する作用や気への抵抗力を高める作用が期待できます。
なので、冬場インフルエンザが流行り始める時期の頃、摂取しとくだけでも違いますよ。
私の場合、職場でインフルエンザが流行しだすと、流行に乗ってしまうのが私です(´;ω;`)
そこで、インフルエンザが流行る時期に、柿を食べるようにしました。
そしたら、あれだけ流行っていたインフルエンザに今回は、まったく乗らず(笑)
風邪もひかずに、生活していますので、初冬にかけて1日1個の柿を食べることで、風邪などを引きにくい体にしていきましょう。
柿の葉にはビタミンÇが更に豊富
柿を召し上がる時に、実だけを食べようとして、葉っぱを捨ててしまってる方多いかと思いますが、実は柿は、実だけでなく葉にも多くのビタミンCが含まれています。
その量は、緑茶の約20倍ともレモンの約10~20倍とも言われていて、葉に含まれるビタミンCは厳密にはプロビタミンCといいます。
プロビタミンCは体内で徐々にビタミンCに変わる成分で、熱にも強く煮出しても破壊されにくいため、お茶にすると効率よく摂取することができます。
ただし、柿の葉には、タンニンも多く含まれている為、渋くてとても苦いです・・・。
なので、昔から食用というより薬として使用されているようです。
またタンニンは、カフェインと効果を相殺してしまう効果があるので、柿の葉を煮出したお茶を飲んだ後は、しばらくコーヒーや緑茶などを控えるようにしましょう。
二日酔いに効果あり
柿に含まれるアルコールデヒドロゲナーゼという酵素にはアルコールを分解する働きがあります。
また、アルコールデヒドロゲナーゼ以外にも、柿に豊富に含まれるビタミンCやタンニン、カリウムも二日酔い解消に効果があるといわれています。
アルコールの解毒作用は肝臓でおこなわれますが、ビタミンCはこの肝臓の解毒作用を助けているのです。
タンニンは、アルコール成分を、分解してくれる力をもっていて、カリウムが利尿作用が強く、体に不要なものを、尿として外に出してくれ効果があります。
つまり、タンニンで分解されたアルコール成分をカリウムで外に出すことで、二日酔い回復効果があらわれます。
こうして見ると柿は、まさに二日酔いにはもってこいの食材とも言えます('ω')
なので、この季節、忘年会や新年会など飲み会が続く日が多いかと思いますが、二日酔い防止の為にもお酒を飲む前に、生の柿を1~2個食べておくと悪酔いを防止してくれる効果があります。
また、二日酔いで気分が悪いときに、よく熟した甘柿を1個食べるとアルコールが抜けて気分が回復します。
※ただし二日酔いに効果が高い柿は、木の上で熟した柿でないと効果がありません。
市販の甘柿で多いのは熟す前に収穫しアルコール追熟されたものが多く、アルコールで追熟するとビタミンCやタンニンは減り、アルコールデヒドロゲナーゼという酵素は破壊されその効能は低下してしまいます。
なので、二日酔いでしんどいという時は、自然に熟した柿を売っているお店を知っておくといいかもしれませんね。
高血圧の予防効果あり
柿に含まれるカリウムには体内の余分な塩分を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があります。
余分な塩分を排出することで、水分代謝が良くなり、利尿作用も高まるので、むくみの改善にもなります。
また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
逆に不足すると、筋肉が弱り障害を起こすそうです。
まとめ
今回は、柿の栄養と食べ過ぎについて詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
柿には、栄養成分が豊富に入ってますが、その中でもビタミンが豊富に入っています。
柿を1日1つ摂取することで、風邪予防まとめとインフルエンザ対策にもなりますので、この時期風邪予防として1日に1つ柿を摂取してみることをおすすめします
また、この季節二日酔い予防にもなりますので、飲み会などが多いこの季節柿を食べてからお酒を飲むようにすると少し違うかもしれませんね。