母の日の由来まとめ
2020/04/11
5月の祝日言えば母の日。
いつもお世話になっているお母さんに感謝する日でもありますが『母の日っていつからできたんだろ?由来って一体何なんだろ・・・?』なんて思う方多いかと思います。
以外と知られてない事でもありますよね。
今回は、母の日の由来について詳しくまとめてみました。
母の日はいつ?
毎年5月の第2日曜日が母の日
母の日は、毎年5月の第2日曜日に祝日として母の日が決められています。
日本に母の日が伝わったのは、大正時代と言われていて、全国的に母の日が広まったのは実は第二次世界大戦後とも言われています。
母の日になると、花屋さんではカーネーションがずらりと並んでるのを良く見かけたりもしますよね。
スーパーなどでも、この日になるとちょっとしたスペースにお花が販売されていたりもします。
ではなぜ母の日に、カーネーションが送られるようになったのかは、これから説明していきますね。
母の日の由来とは?
母の日は、今から100年以上前に、アメリカ人のアンナ・ジャービスと言う、女性の母親が1905年の5月に亡くなりました。
大好きであった母の死からアンナは、母を忘れない為にも、母が通っていた教会に働きかけ追悼式を開きました。
そして1907年、『お母さんを大切にする気持ち、感謝する気持ちを大切にしょう』と支援者たちを集めて、全国的に『母の日』の普及運動を始めたのが、母の日の始まりです。
母親の命日でもある5月に、アンナは、ウェストバージニアの教会で母の日を祝いました。
これが、5月の第2日曜日だったのです。
次第にこの運動が徐々に広まって行き、1911年までには、ほとんどの州で母の日が祝われるようになりました。
そして、1914年、ウィルソン大統領の提唱で、議会は5月の第2日曜日を国民の祝日『母の日』と制定されるようになり、今では日本でも5月の第2日曜日に母の日が祝日になりました。
母の日はなぜカーネションを贈るの?
母の日に贈る物と言えば、カーネーションを思い浮かべる人が多いかと思いますが実は、カーネーションを贈るのも、昔から贈られている物でもあり、きちんと意味があります。
きっかけは、亡くなったアンナの母が、白いカーネーションが好きだった事から始まり。
アンナは母親の追悼式の時に亡き母を追悼する為に白いカーネーションを壇上に飾り出席者にも配りました。
母親の大好きな花に囲まれて、最後を見届けたんですね・・・。
それ以来、白いカーネーションは、母の墓前に供えるものとされています。
アメリカ合衆国政府の公式ホームページには、ウイルソン大統領の写真とともに、母の日の公式な花としてカーネーションが紹介されています。
このページでは生きているお母さんにはピンクのカーネーションを、亡きお母さんには白いカーネーションと書かれています。
母の日に贈るカーネーションは色によって意味が違う?
母の日に贈る花はカーネーションだということは、分かりましたが実は色によって意味合いが違うのはご存知でしょうか?
さっきも説明しましたがアメリカでは、生きているお母さんにはピンクのカーネーション、亡きお母さんには白いカーネーションを贈る風習が今でもあるようです。
しかし、いまではいろんな色のカーネーションがありますので、カーネーションの色によって意味は違うので、是非参考にしてみてくださいね^^
カーネーション自体共通する意味は、女性の愛、感覚、感動、純粋な愛情を意味します。
・白のカーネーションは私の愛は不滅
・うすいピンクのカーネーションは試練に耐えた誠実
・ピンクのカーネーションは感動と熱愛
・黄のカーネーションは嫉妬
・青のカーネーションは永遠の幸福
カーネーション自体、愛を表現する物でもありますので、貰った側は嬉しいものでもありますよね。
しかし母の日の時は、生きてるお母さんには白のカーネーションをあげるのは避けたほうが良いでしょう。
意味を知っている方も中にはいますからね。
まとめ
今回は、母の日の由来について詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
母の日の始まりはアンナさんの母親の死からの始まり。
大好きなお母さんに対して感謝の気持ちと永遠の愛を誓うことから母の日が始まったなんて素敵な事ですよね。
これを機会に、自分のお母さんに普段の感謝の気持ちを込めて何かプレゼントしてあげましょう。