苗付けから収穫までのみょうがの栽培方法まとめ
2020/04/10
そうめんや冷奴や甘酢漬けになど、夏に独特の香りを、薬味として楽しませてくれるみょうが。
そんなみょうがを、家で育てられたら、便利だと思いませんか?
実は、みょうがは比較的育てやすい野菜のひとつでもあるのです。
今回は、みょうがの栽培方法について詳しくまとめてみました。
Contents
みょうがの収穫時期とは?
夏みょうがは7~8月で秋みょうは9~10月に収穫出来る
みょうがを植えつける時期は、根株の場合であれば2~3月、苗の場合であれば4~5月が植え付ける時期です。
しかし、植える時期が5月の場合は、収穫の兼ね合いから植えるだけなら9月までは大丈夫と言われています。
夏みょうがは7~8月に収穫でき、秋みょうは9~10月に収穫出来ます。
そしてみょうがはその年だけではなく、1度植えると毎年栽培することが出来ます^^
2年目以降は、早くに芽がでるので、6月頃から収穫出来たりするんです。
また、栽培し初めの1~2年目はたくさんの量を収穫が出来なくても、3年目以降には、株が大きくなり、たくさん収穫して楽しむことが出来ますので是非試してみてくださいね。
みょうがの栽培に必要な物とは?
根株かポット苗
みょうがは種では売られていませんので、3~4月に根株またはポット苗として出回り始めます。
土のついた根っこのようなものが袋に入った状態で売られているので、ちょっと見慣れないかもしれませんが、根株かポット苗を準備して下さい。
※みょうがの苗を選ぶ時は、長さ15cm~20cm程度で芽が2~3個ついている根株を選ぶようにしましょう。
根や芽が腐っていたり、カビなどが生えていたり、苗が乾燥してたりするとうまく育ってくれなかったりします。
混有機質分の多い土
みょうがは、水はけの良い土を好みますので、水で流れてもいいように、通常の培養土と完熟たい肥を2割程度加えてある混有機質分の多い土を用意してあげるとうまく栽培することが出来ます。
肥料
みょうがを栽培する際に、肥料を入れてあげることによって収穫できる量が増え、さらに美味しいみょうがを栽培することができます。
ただし、入れなくても、みょうがの栽培は出来ますのでお好みで栽培してください。
みょうがの栽培①苗を植え付け方とは?
根株をそのまま土の上に置き5cmくらいの深さに埋める
さぁ、いよいよ植え付け作業に入ります。
まずは、植え付けから初めますが、植え付けと言っても簡単で、根株をそのまま土の上に置き5cmくらいの深さに埋めます。
植え付けし終わったら、しっかり水やりをしておきましょう。
株は大きくなりますので、株間は20cmから30cmほど空けて植えるのがポイント!
根株の場合であれば、1ヶ月程度で発芽して葉っぱが見えてきます。
成長を見計らって、感覚を空けて栽培することで、後から移し替えるなんて言う作業をしなくて済みます。
ただし、普通に育てていると雑草と区別がつきにくいので、私の場合、植えつけるときに
ワラを敷き、雑草が生えてきたらマメに草取りをしておくと、収穫の時がすごく楽です。
みょうがの栽培②手入れや管理の仕方とは?
しっかり水やりと直射日光避ける
みょうがは多湿を好みますので、忘れないようにしっかり水やりをしてください。
日向でも育ちますが、日陰にも強いので、半日陰くらいの場所で、育てるといいかもしれませんが、日差しが強いと葉焼けを起こして枯れてしまうこともあるので、直射日光が当たらないようにしてください。
みょうがの栽培③肥料を入れるタイミングとは?
1ヶ月に1回肥料をあげる
みょうがの苗を植え付けたら化成肥料を1ヶ月に1回あげましょう。
また肥料とは別に土に堆肥をやっておくのもみょうがが良く生育しますので、収穫が増えます。
みょうがは何年も収穫出来る植物でもありますので、今年やる堆肥・肥料は来年以降の生育に大きく影響します。
簡単に言ってしまえば、肥料や堆肥をやっといた方が収穫も増えるし次の年でも良い物が作れるからやっといた方がわたし的には良いかと思います。
しかし、肥料が無くてもみょうがの収穫は出来るので、収穫を増やしたい方は是非試してみて下さい。
みょうがの栽培④収穫の仕方とは?
手で折って収穫するのがコツ
さぁ、収穫出来る時期がいよいよ来ました。
収穫のやり方ですが、茂った葉っぱの株元に近い土の上からつぼみが見えたら、手で折って収穫するのがポイント。
みょうがは、堅くなってる状態のつぼみの時が美味しく食べられる収穫ポイント。
うっかりしているとそこから花が咲いてしまうので、注意してくださいね。
みょうがの栽培⑤枯れてきた時のやり方とは?
みょうがの収穫時期も終わり、11月~12月になり、みょうがが枯れてきたら収穫は終わりのサインです。
地上部は刈り取り、土はそのままに状態にして置くのがポイント。
放置することによって、みょうがはまた来年の春また新芽が出てきますし、『1年目より、2年目の方が収穫出来る!』と言う意見が多いので、是非試してみてくださいね。
まとめ
みょうがの栽培方法について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか?
みょうがの収穫時期は、夏みょうがは7~8月に収穫でき、秋みょうは9~10月に収穫出来ます。
簡単に言ってしまうと、夏と秋の2回収穫のチャンスがあるということ。
みょうがの栽培はとても簡単で、とにかく多湿な日陰でたっぷりと水をあげるだけです。
早いところだと3月頃からホームセンターなどで、みょうがの根株が売りはじめてますし、1度植えてしまえば3〜4年は、毎年収穫をすることができるみょうがですので、これを機会に1度みょうがを栽培してみてはいかがでしょうか?