病気

脂質異常症の治療法のまとめ

2017/01/26

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生活習慣病の一つでもある脂質異常症。

脂質異常症とは、体の中で脂質の流れがうまく調節できなくなったりして食事から体の中に入ってくる脂質の量が多くなりすぎたりして、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多くなりすぎている状態が続く病気のことです。

今回は脂質異常症の治療法についてまとめてみました。

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脂質異常症を治療をした方が良いの?

脂質異常症の症状としてはっきりとした症状がないので、分かりづらいことはデータに出てます。

LDLコレステロール値やトリグリセライド値が高かったり、HDLコレステロールが低かったりすると、

動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞などの合併症が起こりやすくなります

脂質の値を適正に調節することによって、合併症を予防できることがさまざまな研究から分かっていますので大きな病気になる前に、予防しておくことをお勧めします。

脂質異常症の治療法①血液検査

LDLコレステロール値

健康な方のLDLコレステロール値は140mg/dL未満。

140mg/dL以上になると、高LDLコレステロール血症と診断されます。

※ただし特定の病気をお持ちの方は、120~139mg/dLになると境界域高コレステロール血症と診断されます。

HDLコレステロール

健康な方のHDLコレステロール値がは40㎎/dl以上

HDLコレステロール値が40mg/dL未満の場合に低HDLコレステロール血症と診断されます。

トリグリセライド値

健康な方は、トリグリセライド(中性脂肪)値は、50~149mg/dL

150mg/dL以上になると、高トリグリセライド血症と診断されます。

トリグリセライド(中性脂肪)が高いと動脈硬化が進みやすくなると考えられ、極端に高くなると急性すい炎を引き起こす危険性もあります。

総コレステロール値

すべてのリポ蛋白に含まれるコレステロールをまとめて測定した数値です。

総コレステロール値が220mg/dL以上の場合に、高脂血症と診断されてきました。

しかし、総コレステロール値よりLDLコレステロール値の方がより動脈硬化との関係が深いことが分かってきたため、現在、脂質異常症の診断基準には含まれていません。

non HDLコレステロール値

総コレステロール値からHDLコレステロール値を引いた値をnon(ノン) HDLコレステロールと言います。

通常、LDLコレステロールよりも少し高い値になります。

LDLコレステロール値はトリグリセライドが高いと測定値の信頼性が低いという問題があります。

この問題を解消するために、LDLコレステロール値とともにnon HDLコレステロール値が新たに使われるようになりました。

脂質異常症の治療法②食事療法・運動療法・薬物療法

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脂質異常症は、食事や運動などの生活習慣で深く関係していきますので、

治療の基本は食事療法・運動療法であり、この2つの治療法は長く続けていく必要がありますが

すでに動脈硬化による心筋梗塞・脳梗塞などの発作を起こしている場合などに薬物療法行われ、その人にあった治療法をしていきます。

※遺伝が原因で起こる家族性高コレステロール血症の患者さんには、LDLアフェレーシスという治療もあります。

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食事療法

LDLコレステロールの高い人は、飽和脂肪酸(主として動物性脂肪)を含む食品を減らして不飽和脂肪酸(主として植物性脂肪)を含む食品を増やします。

コレステロールを多く含む食品を減らして、食物線維を多く含む野菜などを積極的にとり、

トリグリセライド(中性脂肪)の高い人は糖質やアルコールを控え、肥満を解消・予防するために、摂取カロリーのコントロールなどを行います。

運動療法

適度な強さのウォーキングなどの有酸素運動を続けると、トリグリセライド(中性脂肪)を減らし、HDLコレステロールを増やす効果があることが分かっています。

また肥満の予防・解消にも役立ちます。

薬物療法

脂質異常症の薬には、主にLDLコレステロールを下げる薬や、トリグリセライド(中性脂肪)を下げる薬があり、医師は患者さんそれぞれに適した薬を処方します。

※薬を2~3か月服用しても、脂質管理目標値まで下がらない場合には、薬の変更や増量が検討され、数種類の薬を併用して服用することもあります。

薬の効果をしっかりと出すためにも医師、薬剤師の指示通りに服用することが大切です。

また薬の効果や、副作用がないかどうかを確認するために、定期的に血液検査を行うこともお勧めします。

LDLアフェレーシス

この治療は、腕などの静脈から血液をゆっくり取り出して、血液中からLDLコレステロールだけを取り除いて、血液を再び患者さんに戻す治療法です。

遺伝が原因で家族性高コレステロール血症の患者さんは、LDLコレステロール値が非常に高くなっている方が多く薬を飲んでもLDLコレステロール値が下がらない場合や、急いで下げる必要があるような場合には、LDLアフェレーシスが行われることがあります。

このように、人それぞれ症状が違うことが多い為しっかりと検査をしてあなたに会う治療法を見つけ、医師の診断のもと治療をして大きな病気になる前に改善する必要があります。

脂質異常症の治療法をまとめ

脂質異常症の治療法についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

一般的に脂質異常症の脂質異常症の場合、治療法として食事療法・運動療法で行われますが人によっては、薬物療法などその人にあった治療法をしていきます。

生活習慣病の1つとも言われてる脂質異常症は、症状がわかりづらいですが、

放置しておくと心筋梗塞・脳梗塞の原因とも言われていますので、気になる方は一度、検査することをおすすめします。

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