十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍とは?症状・原因・治療法をまとめ

2016/11/21

82

十二指腸潰瘍は高齢者にかかる病気と思われがちですが、実は10代〜20代の若者に多く見られる病気でもあります。

若いから大丈夫なんていう時代ではなく、若いうちから理解しとくことが必要です。

今回は十二指腸潰瘍の原因・症状・治療法についてまとめました。

スポンサードリンク

十二指腸潰瘍とは?

人間の体の胃・十二指腸の粘膜には、強い酸性の胃酸や消化酵素を含む胃液にさらされているため、胃液によって粘膜が傷つかないようにするための仕組みを持っています。

十二指腸潰瘍とは、ピロリ菌・非ステロイド性抗炎症薬・胃酸などによって、胃・十二指腸の粘膜が傷つけられ、そこが胃液の攻撃にさらされることで、胃・十二指腸の粘膜や組織の一部がなくなる病気です。

十二指腸潰瘍の原因

ストレス

十二指腸潰瘍の最大の原因として、1番はストレスだといわれています。

現在では、ピロリ菌についてもいろいろ研究がなされてきたため、そのウエイトは低くなっていますが、十二指腸潰瘍に限らず、どの病気においてもストレスが原因になってくるものだといわれています。

またストレスの種類も仕事・家庭などの精神的なストレスだけでなく、イライラする・不眠・仕事のしすぎによる過労などの肉体的なストレス・緊張・不安など様々なストレスが原因となっています。

胃は強い、肉体的・精神的なストレスを感じると自律神経が活発になり、胃液が過剰分泌されると考えられており、それにより、十二指腸の粘膜が傷つきやすくなり、十二指腸潰瘍になるといわれています。

そこにピロリ菌が存在した場合には、よりいっそう症状は悪くなると考えられいて、十二指腸潰瘍の原因のうち、ピロリ菌・エヌセッドが十二指腸潰瘍の2大成因といわれています。

なので、ピロリ菌・エヌセッドに対する対策が確立されると、十二指腸潰瘍の治療および予防が飛躍的に進歩すると考えられます。

十二指腸潰瘍の症状

上腹部痛

十二指腸潰瘍の症状として多く見られるのが上腹部痛です。例えば、吐血・むねやけ・吐き気・嘔吐などが起こり、この症状は、空腹の時に痛みが良く見られ場合・夜間に起こる場合が多いです。

すべて十二指腸潰瘍の患者さんが上腹部痛が現れるわけではないので、痛くないから大丈夫なんてことはないので、注意する必要があります。

出血・下血

十二指腸潰瘍症状として、多くの方が上腹部痛の症状が現れますが、他にも出血・下血もありますので、注意しましょう。

十二指腸潰瘍になると十二指腸は、胃酸によってどす黒くなった血を吐血するといわれており、出血時は、冷・汗をかいたり、脈拍が乱れたり、血圧低下や激痛を伴うこともあると考えられています。

出血性十二指腸潰瘍の場合には、潰瘍のできた場所の血管が破れたために吐血するようになるといわれています。

また、下血については、十二指腸潰瘍で便に血が混じる場合に、どす黒い便がでるといわれていますが、下血の場合は、気づかない患者も多く吐血するまで十二指腸潰瘍に気づかない人もいるので、注意しましょう。

下血は、胃がん・大腸がんの症状でも、医師の診断を受けることをおすすめします。

十二指腸潰瘍の治療法

ピロリ菌の除菌

十二指腸潰瘍になっている患者さんの70%以上がピロリ菌に感染しているといわれています。

なので治療法として、ピロリ菌を除菌できれば、十二指腸潰瘍が改善すると言われています。

胃潰瘍もピロリ菌により引きおこされるといわれていますので、ピロリ菌を除菌することで胃潰瘍も予防できると考えられています。

ピロリ菌の除菌は薬を服用するだけですので早めに医師の指示に従い、3種類の薬(抗菌薬2種類とプロトンポンプ阻害薬)を7日間飲み続けることで、除菌することができます。

スポンサードリンク

薬物療法

出血がない場合・検査でピロリ菌が見つからない場合・除菌治療が成功しなかった場合・副作用などで除菌治療が行えなかった場合・ピロリ菌除菌後に潰瘍が治っていなかった場合など、潰瘍を治すための薬物療法を行い、その後は再発させないための薬物療法を行うこともあります。

薬物療法は、胃酸の分泌を抑えたり、十二指腸の防御機能を強める薬が処方され、ヒスタミンH2受容体拮抗薬・プロトンポンプ阻害薬・抗コリン薬・プロスタグランジン製剤・防御因子増強薬などがあげられます。

薬物療法を行う場合は、症状がなくなったとしても、十二指腸潰瘍が完全に治るまで、医師の指示通りにしっかりと薬を飲み続けることが大切だといわれています。

ほとんどの十二指腸潰瘍は、ピロリ菌の除菌と薬物療法で改善するといわれていますが、十二指腸潰瘍が重度な場合には外科的な手術が必要になるといわれています。

手術

83
十二指腸潰瘍の症状として、潰瘍が穿孔して、十二指腸に穴があいてしまった場合・出血がひどい場合・十二指腸の入り口付近が狭窄して食物が通らなくなる場合は手術の必要性がある場合があります。

十二指腸胃潰瘍が、がん化した場合なども手術の必要があるといわれていますので、いずれの場合も緊急性を要する症状なので、医師の指示に従い手術を行なうことが望ましいでしょう。

十二指腸潰瘍とは?症状・原因・治療法をまとめ

今回は、十二指腸潰瘍について解説していきましたがいかがだったでしょうか?

十二指腸潰瘍は、高齢者がなるイメージが強いですが、実は、10代から20代の若者に多く見られることが多く、原因のうち日常生活で起きる様々なストレスが原因で起きてしまいます。

症状として、人それぞれ症状が違いますので、もし心あたりのある方は悪化する前に、1度病院に行き検査をしてもらうことをおすすめします。

スポンサードリンク

-十二指腸潰瘍