病気

うつ病の治療法のまとめ

2017/01/26

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うつ病の患者数は近年、増加しておりおよそ95万人にのぼると報告されていて、誰にとっても身近な病気であります。

安易に思われがちのうつ病は、気持ちの問題ではないため、気力で解決できるものではありませんので、治療が必要な立派な病気です。

今回はうつ病の治療法についてまとめてみました。

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うつ病とは?

うつ病は、気持ちの落ち込み・憂うつな気分などといった症状が出る抑うつ

気分・意欲が出ない・考えがまとまらないなど、うつ病に特徴的な心の症状が出てしまう精神症状

眠れない・疲れやすいといった体に出る症状は身体症状で多くの方が、身体症状が多いと言われています。

うつ病は、脳の中の神経の伝達がうまくいかなくなるなど、機能の異常によって起きる病気であり、心の弱さで起こるものではありませんので注意しておきましょう。

うつ病が治療する必要がある?

日本では毎年3万人を超える方が、自ら命を絶っていますが、そのうち半数以上の方はうつ病で命を絶っています。

うつ病は、症状が軽いうちのはじめは、自分ひとりで解決しようと思いがちですが、無理を重ねていると、症状が重くなり治りづらくなります。

うつ病はきちんと診察を受け、適切な治療を受ければ治すことができる病気です。

症状が軽いうちであれば、ふだん通りの生活を続けながら治療できることもあります。

うつ病は、症状が良くなったり悪くなったりと回復までに時間がかかることがありますが、治ることを信じて、医師とよく相談し、治療を続けていくことがとても重要です。

うつ病かも?!治療が必要かチェック!

病院行って治療をする前に、症状がどの程度の症状か、調べる為にチェックリストを使います。

症状について、何項目かの質問に答え、当てはまる項目の数などから、うつ病であるかどうか、症状の重さはどれくらいかを調べます。

これらの情報を総合して、専門の医学会が作成した診断基準など参考にしながら、医師はうつ病の診断を行いますので、心当たりある方は、是非試してみてください。

①悲しいまたは空虚な感じ・涙もろい表情・小児や思春期では怒りやすいなど、気分が憂うつな状態。

②何に対しても興味と喜びを感じない。

③体重の5%以上の増減が1ヵ月間にある。

④ほとんど毎日食欲がない。

⑤ほとんど毎日眠れない・または寝すぎる。

⑥ほとんど毎日、いらいらしているか、何もやる気がない。

⑦ほとんど毎日、疲れやすいかまたは気力がない。

⑧自分に価値がないと感じたり、悪いことをしたと思う。

⑨思考力や集中力が落ちている、決断できない。

⑩死ぬことをしばしば考えたり、その計画を立てる。

うつ病を治す治療法

うつ病の治療法は基本は、休養療法・薬物療法・精神療法で治療していき、医師は、その患者さんの状態をみながらこれらを組み合わせて、その時の状態に最も適した治療を行います。

休養療法

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うつ病の治療でとにかく重要なことは、休むことです。

とくに、抑うつ症状が強い時は、原因となっているストレスから完全に離れることが医療になります。

うつ病になる方には、きまじめな方が多く、休むことに罪悪感を感じ、休まないようにしようと思いがちですが、うつ病を悪化させない為にも、休むことがとても大切です。

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うつ病が病気であることを理解し、医師に休むことを勧められた場合は、思い切って仕事・家事や学校を休み、なにもしないことに専念しましょう。

薬物療法

抗うつ薬

抗うつ薬は、薬物療法の中心となり、脳の中のセロトニン・ノルアドレナリンという物質の働きを高めて、抑うつ気分を取り除いて気分を高め、意欲を出させたり、不安や緊張、焦燥感を取り除くといった、効果をあらわします。

※抗うつ薬の場合、効果が現れるまでに1週間から数週間かかりますので、効果がすぐに現れないからといって、自分で薬を止めないようにしましょう。

抗不安薬

不安を静める効果があります。

うつ病の症状に加えて、不安・不眠がある場合には、抗うつ薬と一緒に飲むことがありますが、副作用として、眠気・ふらつき・脱力感などがありますので覚えておきましょう。

抗うつ薬や抗不安薬を飲んでも不安が消えない場合、抗精神病薬というタイプの薬が使われることがあります。

また、抗うつ薬の効果を上げるために気分安定薬というタイプの薬を併用することもあり、人それぞれの症状によっていくつかのタイプがあり、症状や状態によって処方される薬を使い分けます。

睡眠薬

寝つけない・ぐっすり眠れないといった睡眠障害の症状がある時に処方されますが、副作用として、翌朝の眠気・ふらつき・脱力感などが現れることがあります。

精神療法

医師との対話やさまざまな交流を通して、自分の性格や考え方の傾向、なぜうつ病になったかということを理解して、そうならないようコントロールできるようにします。

また、再発を防止するためにも、うつ病の症状がかなり良くなり、社会生活が営めるようになる頃に精神療法を行うことがとくに大切です。

精神療法の中心となるのは、一般的(支持的)精神療法です。

患者さんの話を聞き、不安な気持ちをよく理解した上で、症状を良くしていくためのアドバイスをしていきます。

他にも、物事のとらえ方や考え方を、うつ病につながらない方向へ変えるサポートをする認知療法

行動に目標を設定し、達成感が得られるようにしていく行動療法。

人間関係がうつ病になるきっかけになっている場合に、その問題が解決できるようにサポートする対人関係療法など、さまざまな治療法がありますので、医師がその人に合ったものを選んで、行っていきます。

うつ病の治療法についてまとめていきましょう!

今回、うつ病の治療法について詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

うつ病は近年、増加しており誰にとっても身近な病気であります。

安易に思われがちのうつ病ですが、気持ちの問題でも、気力で解決できるものでもありませんので、治療が必要になります。

治療法として、休養療法・薬物療法・精神療法と言われていますが、その人の症状によって治療法も変わってきますので、少しでも心当たりのある方は、1度病院に受診することをおすすめします。

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