代表的なこどもの日の料理まとめ
2020/04/10
5月のイベントと言えばこどもの日。
こどもの日と言えば男の子のお子さんがいる家庭は普段とは少し違う料理を食べる方多いかと思いますが『こどもの日の料理って一体なんだろ・・・?食べる意味は何・・・?』なんて思っているお母さんたち多いのではないのでしょうか?
今回は、こどもの日の料理について詳しくまとめてみました。
こどもの日とは?
現代ではこどもの日を当たり前かのようにお祝いしていますが、そもそも何のこどもの日とは一体何なんなんだろう・・・?なんて思う方も多いかと思います。
実はこどもの日は、GWにある国民の休日でもある端午に節句からきています。
節句とは季節の変わり目の行事の事を指しますので、5月5日は端午の節句とも言われています。
昔は季節の変わり目のこの時期に、宮延で宴会が開かれお祝いをされていましたが、現代では5月5日は『男の子の成長を願い男の子の幸福をはかるとともに母に感謝する日』としてこどもの日が祝日に制定されるようになりました。
昔から宴会やお祝いされている日でもあるこどもの日。
昔からめでたい日でもあるこどもの日は、現代ではいろんな食べ物をこどもの日に用意する方多いかと思いますが、実はきちんと食べる食べ物にもきちんと意味があったりします。
こどもの日と食べ物とは?
3月3日はひな祭りは女の子の日。
女の子の日は女の子の健やかな成長を願うため、ひな祭りの日にお雛様を飾りちらし寿司やはまぐりのお吸い物、ひなあられなど食べる習慣がありますよね。
では5月5日こどもの日。
こどもの日は、男の子の成長を願って食べる料理で代表的な物と言えば柏餅とちまきです。
こどもの日が近くなるとスーパーなどで、柏餅やちまき見かける方多いかと思いますが、柏餅を食べるのかちまきを食べるのかは、住む地域によって異りますし食べる意味も異ります。
なので食べる前に豆知識として頭に入れておくと良いと思いますよ。
柏餅
まずは柏餅。
柏餅は関東地でお子さんが無事に育ちますようにと願いが込めれれて食べられる食べ物です。
柏餅は柏の葉で包まれていますがこれにはきちんと理由があり、柏の葉には新しい芽が出て大きく育つまで古い葉っぱが落ちずに残り続ける事から家督が絶えないことの象徴とされています。
つまり簡単に説明すると『子供が立派に大きく育つまでは父や母など家族が亡くなることはないよ』という意味の込められた食べ物なのです。
ちまき
では次にちまき。
ちまきは西日本で食べられる風習があり、無病息災の祈りが込められています。
ちまきは元々平安時代に中国から日本に伝わってきた食べ物。
中国では、5月5日に紀元前300年頃の政治家であり詩人だった人が、入水自殺をした命日とされ、この日に彼を供養する為にちまきを川に投げ込まれるようになったのが始まり。
そこから古来中国でも邪気を払う無病を祈る災厄を除ける願いを込めて食べられるようになり
その文化が日本にも伝わり定着したという由来もあります。
今ではちまきは、笹の葉で包んでありますが昔は、茅の葉を使っていた事からチガヤ巻きと呼んでいましたが、それがいつの間にか『ちまき』と呼ばれるようになりました。
こどもの日の料理を少し一工夫するには?
お赤飯
お赤飯はやっぱりめでたい時に食べる物でもありますので、こどもの日は、男の子の成長を見守りながら、お祝いする日でもありますので、お祝いの席には欠かせないものとして古くから愛されていまのでおすすめします。
鯛の塩焼き
次におすすめなのが鯛の塩焼き。
赤飯と尾頭付きの鯛はお祝いの席には欠かせない物とも言われていますからね♫
ただし鯛の骨は太くまだ小さいお子さんの場合、お魚がうまく食べれなかったり喉につまらせることが心配な場合は鯛を入れたご飯(鯛めし)なんかわたし的にはおすすめします。
その他
お祝いの時に食べる食べ物といえばこの2点ですが、その他にもこの時期の旬の物であるたけのこ料理やブリなんかもおすすめ。
たけのこやブリは出世を意味する食材でもありますのでなんか縁起よくて良いですよね。
あとは海鮮ちらしや五目ちらしなど色鮮やかな物を食卓に並べると華やかになりますので良いかと思います。
おすすめ出来る物はこれくらいになりますが、1番はお子さんが食べやすい物や好きな物をつくってあげることが良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、こどもの日の料理について詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
こどもの日の食べ物と言えばちまきと柏餅でした。
しかし住む地域によってちまきを食べるのか柏餅を食べるのか異りますし意味合いも違ってきますので、豆知識として知っておくと良いと思います。
楽しい子供の日を過ごしてくださいね。